聖徳太子による予言の書として度々古文書に登場しているが、聖徳太子が著した証拠は発見されていない。鎌倉時代から江戸時代にかけて、聖徳太子に仮託し『未来記』を称する偽書群が何度か作成された。
実在したことを示す書物
太平記
平家物語
公家で歌人の藤原定家(ふじわらさだいえ)は、日記「明月記」(めいげつき)の1233年 (天福元年)11月20日の記述で、瑪瑙(めのう)の石箱が発見され、そこに聖徳太子の未来記が刻まれていたことに言及している。
江戸時代になると、聖徳太子によって編纂されたとされる全72巻から成る「先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんきたいせいきょう)」が発見され話題となった。
その中の69巻「未然本紀」こそ「未来記」かとも考えられた
https://www.touken-world.jp/tips/18231/
聖徳太子
日本国未来記
http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200019005/