老いの予算地図 試作版|制作:白岩利一 / Toshikazu Shiroiwa(著者・超高齢社会アドバイザー)
2025年度、国が年金・医療・介護の事業に支出した額
1日あたり約。行政事業レビューに載る厚生労働省の事業件を、一人の国民が集計しました。
2026年11月時点で公開されている最新の数字です。執行額は補正予算などを含む実績、当初予算と概算要求はこれからの計画で、性質が異なります。概算要求は各省の要望で、決定した予算ではありません。
どこから出て、どこへ届くのか
線の太さが金額です。分野や行き先を押すと、下の事業一覧がその条件で絞り込まれます。
この地図に載っていないお金
ここに出ているのは国の事業として記録された額です。保険料の多くや自治体の負担、窓口での自己負担は、別の場所を流れています。
介護
この地図(国の事業・2025年度執行)
介護保険の総費用(2026年度予算ベース)14.6兆円
医療
この地図(国の事業・2025年度執行)
国民医療費(2023年度)48.1兆円
- 棒はそれぞれ年度と範囲が異なるため、割り算して「国の負担割合」とは読めません。規模の違いを見るためのものです。
- 年金の基礎年金には税金からの国庫負担が入りますが、この地図では特別会計から支出された額として表示しています。特別会計の線は「保険料だけ」を意味しません。
この地図の作り方
- 使ったデータ:行政事業レビュー見える化サイトの2026年版シート(2026年9月1日公表)を公開APIから2026年11月4日に取得しました。2026年版の公式CSVは同日時点で公開されていないため、CSV公開後に照合が必要です。2024年度以前の執行額は2025年版CSV(2026年1月19日時点)によります。
- 分野の分け方:厚生労働省の担当局で機械的に分けました。年金=年金局、医療=保険局・医政局・健康・生活衛生局・医薬局、介護=老健局です。このため高齢者向けに限らない事業も含み、保険局所管の介護納付金負担金等(約0.24兆円)は医療に入っています。
- 財源の分け方:事業の予算がどの会計に計上されているかで分けました。会計の情報が取れなかった34件(約0.2兆円)は一般会計に含めています。
- 入れていないもの:生活保護・障害福祉・雇用の担当局の事業と、厚生労働省以外の府省の事業。
- 行き先の分け方:国から直接支払われた支出先だけを、法人種別と名称から5区分に分類しました。再委託などの間接的な支出は含みません。全体では直接の支出先の合計が執行額とほぼ一致しました(100.0%)。分類は自動判定のため、個別の誤りが残る可能性があります。
- 支出先の表示:名前を出すのは自治体と公的機関だけです。民間企業の名前は表示せず、金額を「民間企業」にまとめています。個別の支出先は、行政事業レビュー見える化サイトで予算事業IDから確認できます。
- 修正のご連絡:誤りにお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。
- 評価はしていません:このサイトは事業の良し悪しを判定しません。支出先の表示は政府資料の記載を並べたもので、問題の指摘ではありません。結論を出す際は元のレビューシートをご確認ください。